揺れる心へ。『自分らしく働く』6つの視点

職場で悩む女性

こんにちは、キャリアコンサルタントのともきよひろこです。

50代・60代という年代は、心も体も、そして働き方にも「揺らぎ」が出てくる時期ですね。

  • 集中力が続かない
  • 今の働き方がこの先も続けられるか不安
  • でも、何をどう変えたらいいのかわからない…

そんなふうに、モヤモヤとした思いを抱えていませんか?

この記事では、「自分に合った働き方って、どうやって見つければいいの?」という問いに対して、私自身の経験や、これまで多くの女性と関わってきた中で見えてきた6つの視点をお伝えします。

どれも、選択を迫るものではなく、「考えるヒント」になるものです。
自分を知ることで、無理なく、少し軽やかに生きていくヒントになれば嬉しいです。

目次

このままでいいのかな?と感じたときに

私は40歳を過ぎたころから、「なんでこんなに物忘れするの?」「頭が回らない」と感じるようになりました。
それまで自信を持って取り組んでいた仕事が、急にスムーズにいかなくなったような気がして、戸惑いながらも「頑張らなくちゃ」と無理をしてしまったんですね。

この頃の私は、会社員として働きながら、ほとんど365日24時間、頭の中はずっと仕事のことばかり
夜中に目が覚めて、メモを取るなんてことも珍しくありませんでした。

その後、開業してからもやっぱり仕事中心の生活でしたが、不思議と開業後は楽しかったんです。
もちろん、経営者として胃が痛くなるようなこともありましたし、「会社員はいいなぁ」と思う瞬間もたくさんありました。

それでも、どこかで「やるべきことを自分で決められる」ことに、満足感や自由さを感じていたのかもしれません。

でも実はそれ、会社員として働きながらでも、小さな工夫で叶うことがあるのです。
ここからご紹介する「6つの視点」は、どんな働き方をしていても役立つ『心の持ち方』として、そっと参考にしていただければと思います。

“無理なく働く”ために大切な6つの視点

1. 「変わってきた自分」を受け入れる

「最近、忘れ物が増えた」「集中が続かない」
そんな変化に、つい「私はもうダメかも…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?

でも、それは『劣化』ではなく、『変化』です。

私は40代で、そうした変化を感じ始めました。
手帳に予定を何度も書き込み、自分を何とか保とうと必死でした。

でも後になって、「これは悪いことではなく、今の自分を知るきっかけだったのかも」と考え直すようになりました。

職場でも、たとえば…

  • 午後の集中力が下がる時間帯は軽めの作業に切り替える
  • メモやリマインダーを味方につけて“工夫でカバー”する

など、今の自分に合ったやり方を見つけることは可能です。

2. 頑張り屋さんが陥りやすい落とし穴を意識する

前段でも書いたように、会社員の頃の私は、いつも仕事のことを考えていて、何もかも完璧にこなそうと必死でした。

でもふと、「こんなに頑張っているのに、なんで楽しくないんだろう?」と感じるようになりました。

独立してからもやっぱり365日働いてはいたのですが、不思議とそのときは楽しかったんですね。
たぶん、自分でやること・やらないことを選べたからだと思います。

とはいえ、これは独立しなければ実現できないことではありません。

職場でも、

  • やらなくてもいいことに気づく
  • 「これは苦手」と声に出して伝えてみる
  • 手を抜くのではなく、『手をかけすぎない』ように意識する
  • 一人で抱え込まずに同僚や上司に相談して頼る

など、自分を守りながら働く方法はたくさんあります。

3. 「小さくていい」「細くてもいい」と知る

新しいことに挑戦したいと思っても、

  • 「準備ができてから」
  • 「ちゃんとしないと意味がない」

と気負ってしまい、結局なにも始められないまま数年…という方は少なくありません。

これは、開業だけでなく、転職・部署異動・新しい学びなど、何にでも共通することです。

でも、最初から完璧じゃなくていいんです。
私はよくこうお伝えしています。

「まずは小さく始めてみませんか」
「この資金、この時間、この体力でやってみて、ダメならやめてもいいんです」

会社の中でも、部署異動を希望する前に、関連部署の人とランチして話を聞いてみるだけでも、確実な一歩です。

小さく動いてみる』ことに、ちゃんと意味があります。

4. 「誰かのため」を「自分のため」に

「頼まれたら断れない」
「みんなが困るから、私がやらなきゃ」

その優しさ、素晴らしいものです。
でも、気がつけば自分だけがしんどい思いをしていませんか?

私がとても印象に残っているのは、ある女性の一言です。

「私は人には合わせるけど、振り回されないようにしてるの」

その姿がとても自然で、軽やかだったんです。
そして、彼女はとても人気がありましたし、彼女に断られると「そういう人だし仕方ないよね」と納得されていたんですね。けして疎まれるということはありませんでした。断り方もうまかったんだと思います。

職場の中でも…

  • 「これは今日中には無理です」と正直に言ってみる
  • 苦手な業務を「この部分が特に難しい」と具体的に伝える

など自分の弱みをオープンにすることで、自分を守る働き方に近づくことができ、確実に実現できます。

5. 迷っていい。「退職」も「続ける」も正解

働き方に悩んでいると、「もう辞めるしかないのかな」「でも不安…」と行ったり来たりしますよね。

でも、それでいいんです。
迷うのは、真剣に考えている証拠です。

私はよく、「辞めるか続けるか」の二択ではなく、『中間のグレーゾーン』も視野に入れてみてください」と伝えています。

たとえば、

  • 一度、異動や短時間勤務を相談してみる
  • やりがいを感じられる業務に少しずつシフトしていく
  • 退職後の選択肢を整理してから「辞めるか」を考える

など、『今すぐ辞めない選択』にも可能性はあります。

やめるのっていつでもできるんですよ。だから最終手段として取っておきましょう。

6. 「働く」は、生活の『全部』じゃなくていい

かつての私は、「働くこと=自分の存在価値」と思っていました。
でも70歳を前にして、ようやくこう思えるようになったんです。

「楽しくない仕事は、思い切って断ってもいい」

今は、ある程度前もって遊ぶ予定を決めてから、働くときはしっかり働き、休養日は自然の中で深呼吸したり、好きな本を読んだりして過ごしています。

働くことは、もちろん大切です。
でもそれは、『生活の一部』であって、『すべて』である必要はありません。

たとえ会社員であっても、

  • 自分だけの楽しみを週に1回でも持つ
  • 「この仕事、向いていないかも」と思ったら、誰かに相談してみる
  • 心を満たす時間も予定に入れる

そんな小さな積み重ねが、「無理なく働く」ことにつながっていきます。

正解探しをやめて、自分のリズムを見つけよう

もし今、あなたが「なんとなくこのままでいいのかな」と感じているなら、
それは「少し立ち止まって、自分を見つめ直す時期に来ている」というサインかもしれません。

働き方に正解はありません。
無理せず、心地よく、続けられるペースを見つけていく。
それが、これからの人生で大切にしたいことだと、私は思っています。

もし、「自分にも当てはまるかも」と感じた方は、焦らず、少しずつ考えてみてくださいね。

私は、大阪・豊中市を拠点にオンラインも含め、キャリア相談やスモール開業支援を行っていますが、
会社を辞めずにどう働き方を調整していくか、そんなご相談も少なくありません。

ひとりでモヤモヤを抱えるのではなく、誰かと一緒に整理していくことで見えてくることもあります。
わたしでお力になれることがあれば、いつでもご相談ください。

職場で悩む女性

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